映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』のあらすじを解説します!
本作は、劇場版エヴァンゲリオンの完結作品であり、衝撃の結末を迎えた作品でした。
個人的には、アスカファンなので、後味が悪すぎて、ブルーな気持ちです(笑)
【物語概要】
ゲンドウが人類補完計画のために、最終的な儀式を、セカンドインパクトの爆心地の南極で行おうとします。それを止めようと、ミサト率いるヴィレ、アスカ、マリが奮闘して、最後は、シンジがゲンドウと決着をつける内容になっていました。
前作より、専門用語が増え、難解になっていたので、意味不明な部分は、描写ベースで書いていますので、ご了承ください!
これから、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』のあらすじ含め、マリエンドの謎について考察します♪
映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の作品概要
【公開】
2020年3月8日(日本公開)
【製作】
庵野秀明
緒方智幸
【監督】
庵野秀明(総監督)
鶴巻和哉
中山勝一
前田真宏
【脚本】
庵野秀明
【原作】
庵野秀明
【キャスト】
碇シンジ(緒方恵美)
綾波レイ(林原めぐみ)
式波・アスカ・ラングレー(宮村優子)
真希波・マリ・イラストリアス(坂本真綾)
葛城ミサト(三石琴乃)
赤木リツコ(山口由里子)
渚カヲル(石田彰)
碇ゲンドウ(立木文彦)
冬月コウゾウ(清川元夢)
鈴原トウジ(関智一)
相田ケンスケ(岩永哲哉)
鈴原ヒカリ(岩男潤子)
伊吹マヤ(長沢美樹)
青葉シゲル(子安武人)
日向マコト(優希比呂)
高雄コウジ(大塚明夫)
鈴原サクラ(沢城みゆき)
長良スミレ(大原さやか)
北上ミドリ(伊瀬茉莉也)
多摩ヒデキ(勝杏里)
加持リョウジ(山寺宏一)
加持リョウジ(少年)(内山昂輝)
【予告】
シンジくんが幸せになれるか、楽しみな予告になっていますね♪
何度も延期になったので、やっと上映されることになって嬉しいですね!
【主題歌】
宇多田ヒカル 「One Last Kiss」
映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』あらすじ
この作品は、碇ゲンドウのパラレルワールドの終劇の物語となっていました!
物語は、これまでのヱヴァンゲリヲンとして、序、破、Qの内容がダイジェストとして、振り返られるシーンから始まります。そして、パリにおける作戦が始まります。
パリでは、ヴィレが、エヴァンゲリオンの修理パーツ獲得のために、ユーロ支部のネルフを復活させようとします。それに対し、ネルフの新型が強襲を仕掛けてきます。それをマリが応戦して、どうにか、ユーロ支部のアクセスを奪還し、エヴァの修理パーツを確保するのでした。
一方、アスカ、レイ、シンジは、KREDITの相田ケンスケに発見され、第3村という1,000人規模の生き残った人々の街に滞在することになります。第3村には、トウジとヒカリが家族になっていて、子供もいました。そして、トウジは医者としてコミュニティを支えていました。また、ペンペンも種族を残して生きていました。
その村では、レイは、全てが初めてのことなので、村のおばあちゃんなどから様々なことを教えてもらい、人間の気持ちや心を身につけていきました。一方、シンジは、全てが自分のせいで悪い方向になったと絶望して、何もできない無気力状態になっていました。アスカに怒られるシーンもありましたが、中々、心を開くことはありませんでした。
そんなある日、レイが、シンジを迎えにいきます。そこで、シンジは泣き疲れ、村で前向きに生活することを決めるのでした。その際、加持とミサトの息子である加持リョウジと出会います。その後、レイは、初期ロットのクローンであったため、ネルフ以外では生きられないことを理由に、LCLとなって消失してしまいます。それから、ヴィレが補給と、アスカとシンジの回収に訪れに第3村にきます。
ここから、クライマックスに向けた戦いが始まっていきます!
ここからがネタバレとなります。未だご覧になっていない方は、ストーリーのラストが分かってしまうので、ご注意ください!
ネタバレ注意
ネルフのゲンドウと冬月は、セカンドインパクトの爆心地である南極に、人類補完計画のための最終儀式をするために向かいます。一方、それを知ったミサト率いるヴィレは、フォースインパクトの不可逆的な阻止のために、南極に最終決戦を仕掛けに向かいます。その際、加持が取り込んでいた種を保存した物を宇宙空間に散布するのでした。
それから、ヴィレが、フォースインパクトを阻止するために、トリガーとなるエヴァ13号機の覚醒を阻止するための作戦を展開します。ヴンダーで、ネルフのL結界密度の高い各階層を、ヴンダーと同じような神殺しの戦艦と戦いながら降下していきます。そして、エヴァ13号機の保管されている階層まで、アスカとマリのエヴァが協力してたどり着くのでした。
それから、アスカが、エヴァ13号機の覚醒を阻止するための槍を刺そうとします。しかし、エヴァ13号機は、自らのATフィールドを張って、それを阻止します。それに対し、アスカは、眼帯を外して、使徒と融合することで、覚醒を阻止しようとします。ですが、アスカの覚醒は虚しく、エヴァ13号機に撃破され、そのまま、エヴァ13号機に取り込まれてしまうのでした。実は、ゲンドウ達は、使徒と同化したアスカをトリガーとして、フォースインパクトではなく、アナザーインパクトを起こそうとしていたのです。それに気づいたマリは、アスカをおいて、ヴンダーの元に帰還しようします。
一方、ヴンダーは、神殺しの4号戦艦と侵食型の使徒により、コントロールを失っていました。そして、ゲンドウが現れ、エヴァ1号機を奪われることになります。この時点で、アダムスの器を含め、ゲンドウが、神を殺すための、ディショナルインパクトを行う準備が完成してしまったことになります。
その後、ゲンドウは、マイナス宇宙の世界へユイを探しに行くのでした。それからすぐ、シンジがエヴァに乗ることをミサトに進言します。しかし、鈴原サクラや北上ミドリが止めようとします。最終的には、サクラが発砲し、シンジをミサトが庇い、ミサトが全ての責任を取ることで、シンジをエヴァに乗せることを了承されるのでした。そして、シンジはチョーカーを受け入れて、ヴンダーに戻ってきたマリと共に、マイナス宇宙の世界に向かいます。
シンジは、オリジナルの綾波と初号機の中で出会います。そして、綾波からパイロットを交換してもらい、13号機に乗るゲンドウと戦います。一方、ミサト達は、シンジが新しく世界を作り直すための、ガイウスの槍を、ヴンダーの脊髄と人類の意志と知恵を結集させて作ろうとします。
シンジとゲンドウは、シンジの記憶の中で戦うことになります。そして、その戦いは激化して、力での決着が不可能になりました。そこに、ミサトが犠牲になって作ったガイウスの槍がしんじの元に届きます。
それから、今度は、碇ゲンドウの記憶の世界にシンジが入ります。そして、今回の世界が碇ゲンドウを主軸とするパラレルワールドであったことが明らかになります。また、碇ゲンドウは、ユイを失ったショックで、一人で生きていく自信がなかったことから、このようなミサトのお父さんの理論である人類補完計画を進めていたことを知ります。
そして、それらをシンジは全て受け入れて、ゲンドウを解放してあげるのでした。その際、ゲンドウは、シンジの面影から、ユイを見つけて、悟ったように納得します。
次に、ゲンドウに代わり、シンジは、カヲル君と対面します。カヲル君は、名前が渚とあるように、陸と海の狭間であることと同じく、第1の使徒であり第13の使徒になり得る存在であったこと、世界を見守る役割を永遠と全うしていたことをシンジに告げます。また、シンジに優しくしていたのは、自分のタメであったことも告白します。それに対し、シンジは、自分の好きなものを探すように伝えて、カヲルを解放してあげるのでした。
次に、シンジは、使徒に取り込まれたアスカの元にたどり着きます。アスカから、昔好きだったと告白され、シンジも好きだったと告白します。そして、アスカは、自分が誰かに優しく頭をポンポンするように、寄り添って貰いたかったと告げます。それに対し、シンジは、相田ケンスケをイメージさせ、アスカには大切な場所があると、アスカを相田ケンスケの部屋に大人の状態で戻してあげるのでした。
最後に、オリジナルのレイと再会します。そして、レイからは、シンジがエヴァに乗らないで済むようにしたかったと言われます。それに対し、シンジはもう大丈夫だと告げ、好きなように生きるようレイを元の世界に返してあげるのでした。
その後、シンジは、全てを止めるために、自分を犠牲にして、ガイウスの槍で、エヴァを刺そうとします。しかし、そこに、シンジの母親であるユイが現れ、その役目を変わってもらうのでした。ユイは常にシンジの側にいたのでした。
そして、世界は浄化され、シンジは、書き変わりつつある世界の海辺でたそがれます。そして、全てが終わりそうなところに、マリが迎えにきてくれるのでした。マリは間に合ったと言って、残りのエヴァを消滅させ、シンジを現実の世界に連れ帰るのでした。
それから、電車のホームで、レイとカヲル君が仲良くしている場面、シンジ大人になってマリと待ち合わせしているシーンになります。そして、そのまま、二人は駆け出して、世界は現実の世界に変わって、この物語は終わることになります!
シンジとマリエンドの謎
シンジとマリエンドの謎を考察します!
本作のシンジ・マリエンドは、誰もが衝撃を受けたと思います(笑)
シンジには立ち直って、アスカを幸せにして欲しいと願っていたので、個人的には、まさかのラストに唖然としました。
ですが、シン・エヴァンゲリオンは、マリの物語でもあったので、仕方なかったのだと思います!
その理由は、基本的に、シンジの要所を助けて、完結まで導いたのがマリだったからです。
破では、アスカが使徒に吸収されて、シンジが絶望的な時に声をかけたのはマリでした。エヴァに乗らせるきっかけを作ったのはマリと言っても過言でないでしょう。
本作でも、冬月までマークして、人類補完計画を阻止し、シンジを迎えに行った母性的な愛情で包んで、寄り添っていたのはマリでした。
そのため、シンジを、様々なヒロインの中で、幸せにできるのは、マリだからです。
個人的には、ミサトの家で一緒に過ごしたシンジとアスカの結ばれを期待したのですが、シンジの幸せの視点で考えれば、アスカの言っていた「ガキに必要なのは母親」が最適なのでしょうね。
まとめ
映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』のあらすじを解説しました!
全てのシリーズ作品を映画館で見ていたので、本作を見た後、一つの時代が終わったかのような気分になり、ホワホワしました。
個人的には、アスカ推しなので、最後のマリエンドは好きではないのですが、シンジ君が最終的には笑って幸せそうになった結末になったので、良かったと思っています。
ぜひ、未だご覧になっていない方は、映画館でチェックしてくださいね♪


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