映画「リメンバー・ミー」が上映されました!
本作のタイトルは、原作も「Remember me」だと思っていたのですが、実は「COCO」でした。
原題と日本タイトルが違う作品は多いですが、どうして今回は違うのかなと疑問に思ったので、考察してみました。
見終われば、「COCO」でも十分に納得できたからです!
これから、そんな「リメンバーミー」の意味や解釈、原題原作が「COCO」と違うのは何故かを解説します♪
※ネタバレ的な要素も含みますので、ご注意ください!
原題原作が「COCO」と違うのは何故か?
原題原作が「COCO」で、日本タイトルが「リメンバー・ミー」と違う理由を解説します。
先ず、原題原作の「COCO」は、ママ・ココのことを表しています。
ママ・ココはヘクターの娘であり、物語の重要キャラクターです。
ママ・ココの記憶が物語を左右しています。
そして、「リメンバー・ミー」は、物語の鍵となる歌になります。
リメンバー・ミーの歌で、物語が繋がっていきます。
タイトルの違いは、人物か歌かの違いで、物語のクライマックスや内容にふさわしいタイトルだと思います。
今回、タイトルの違いについては、アンクリッチ監督がコメントをしていたようです。
それは、真意は分かりませんが、その回答は「映画に合う」からのようです。
ここからは、考察になりますが、原題原作の「COCO」だと、人の名前で日本だと分かりにくいと思われるかもしれません。
ミゲルが主人公なのに「ココ」だと、誰?となるのが予想できます。
また、カタカナでタイトルが、「ココ」だと味気ないですよね。
そこで、日本人でもキャッチーで分かりやすい「リメンバー・ミー」を使ったのかなと思いました。
「忘れないでね!」と言われれば、なんか素敵な物語だとイメージ湧きますよね!
メッセージ性も高く、日本人ウケしやすいタイトルだと感じました。
リメンバーミーの意味と解釈
リメンバーミーの意味と解釈をします。
先ず、リメンバーミーの意味は「忘れないでね!」です。
歌詞でも何度も「忘れないでね」と言います。
単純明快なメッセージになっていますね!
そして、ここから、リメンバーミーに込められた想いを考察します。
リメンバーミーには、それを歌った人によって、様々な想いが込められていたと思いました。
最初は、リメンバーミーは、デラクルスの歌として紹介されていました。
デラクルスは、成功を渇望して、自分のことを世の中に知らせるために、リメンバーミーを利用していました。
そのため、デラクルスは「忘れるなよ!」的な成功者の名誉を求める要素が強いように感じました。
デラクルスは「エゴ」です!
次に、この歌を作ったヘクターの想いについてです。
ヘクターは、この歌を娘のママ・ココのために作りました。
無責任にも旅立つ自分を「忘れないでね!」という想いと、成功していつか帰ってくるという再会を約束するような想いが込められていたと感じました。
ヘクターは「優しさ」です!
最後は、ミゲルがママ・ココに歌った想いです。
ミゲルは、死後の世界で、ヘクターが家族だと知り、ママ・ココの父親であったことも知りました。
そして、ママ・ココがヘクターのことを忘れてしまうことで、ヘクターが2度目の死を迎えてしまうことも理解していました。
そのため、ミゲルはこの歌を「ヘクターを思い出して」という願いを込めて、歌っていたと思います。
ミゲルが歌った想いは、「ママ・ココに忘れないで欲しい」という内容です。
ミゲルは「救い」です!
このように、リメンバー・ミーは、歌う人によって、込められた想いや意味合いが違く、最終的には、それらが全てつながる作品だったと思います。
リメンバー・ミーという歌で、物語が繋がっていくのが、本作の魅力と思えました。
一つの言葉ですが、人によって届けたいメッセージが違う感じが素敵です。
また、原題は「COCO」でしたので、ヘクターの想いを、製作者は取り上げたかったのかなと勝手に推測しました(笑)
個人的には、最後のミゲルの想いが全てだったと思っていますが!
まとめ
「リメンバーミー」の意味や解釈、原題原作が「COCO」と違うのは何故かを解説しました。
リメンバーミーとCOCOのどちらでも、タイトル的にはふさわしいと思いました。
ただし、日本うけを考えるなら、リメンバー・ミーは正解だったと思います!
これが、カタカナでココでは、味気なかったと思いますし、見る前のイメージがあまり膨らまなかったです。
歌をメインに展開するストーリーなので、リメンバーミーで良かったです。
また、リメンバーミーの訳としては「忘れないでね!」という意味です。
しかし、そこには、届けたいメッセージが人によって、様々あったと思います。
特に、ヘクターの想いが、全てをつなげた本作ですが、歌で繋がったラストは、号泣でした。
本当に素敵な作品になったのは、この一連の流れがあったからだと感じました♪

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