映画「パラサイト 半地下の家族」の結末を解説します!
本作は、ブラックコメディ映画として、全世界でヒットした作品になります。
韓国の格差を表現した作品と言われ、現実に半地下の世界があることを知るきっかけにもなりました。
これから、そんな映画「パラサイト」の最後に家を買ったのか、ラストシーンの意味、その後続編について解説していきます♪
もくじ
映画「パラサイト」の結末
映画「パラサイト」の結末を解説します!
🏆 第14回アジア・フィルム・アワード作品賞ほか最多4部門受賞‼️🏆
アジア・フィルム・アワードで『 #パラサイト半地下の家族 』が、最優秀作品賞・脚本賞など最多4部門に輝きました🥳
歴史に名を刻む傑作。引き続きお楽しみ下さい🎞https://t.co/wabYvCrn9w pic.twitter.com/SzLCGzx3Pp
— 映画『パラサイト 半地下の家族』 (@Parasite_JP) October 29, 2020
【結末まとめ】
・キム家が寄生したパク家の地下に住人がいた。
・キム・ギジョンとオ・グンセとミニョクが亡くなった。
・父親のキム・ギテクは地下に住むことになった。
キム家が寄生したパク家の地下に住人がいた
キム家が寄生したパク家の地下に住人がいました!
本当にこれは驚きで、元家政婦のムングァンの夫であるオ・グンセが住んでいました。オ・グンセは、多額の借金に追われることになり、逃げ隠れるようにして、地下に住んでいたのです。
なお、パク家の息子であるパク・ダソンが、小学1年生の誕生日に見たとされる幽霊の正体は、オ・グンセです。パク・ダソンが、冷蔵庫で、盗み食いをしている時に遭遇したことになります。
ギジョンとグンセとムングァンとパク社長が亡くなった
キム・ギジョンとオ・グンセとムングァンとパク・ドンイク社長が亡くなりました。
まず、キム家とムングァンとのいざこざで、ムングァンが偶発的に死んでしまうことになります。それにショックを受けたオ・グンセが、キム・ギウとキム・ギジョンとチュンスクを襲います。
その結果、キム・ギウはかろうじて一命をとりとめ、キム・ギジョンは刺されて死ぬことになり、チュンスクの抵抗で、オ・グンセは刺されて死ぬことになります。
その後、パク・ドンイク社長は、父親のキム・ギテクが衝動的になり、キム・ギテクに刺されて亡くなることになります。
父親のキム・ギテクは地下に住むことになった
父親のキム・ギテクは地下に住むことになりました!
父親のキム・ギテクは、パク社長を殺してしまったので、殺人犯になり、警察に追われることになりました。
しかし、警察もキム家族も、居場所が分からないでいました。
そんな中、息子のキム・ギウが、豪邸を眺められる山に登った際に、地下からの明かりを使ったモールス信号で、父親が地下に住んでいると気づくことになります。
父親は、パク社長を殺した後に、運命か宿命かのように、半地下に引き寄せられるのでした。
最後にキム・ギウは家を買った?
最後にキム・ギウは家を買ったのかを解説します!
🍑(続き)まだまだ在宅で頑張る皆さまへ…🍑
『 #パラサイト半地下の家族 』
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— 映画『パラサイト 半地下の家族』 (@Parasite_JP) June 2, 2020
最後の場面で、家を購入したように描かれるシーンがあったので、家が買われたと思う方もいたでしょうが、この時点では、キム・ギウは家を買っていません。
最後に、お金を稼いで、家を買うことを新しい計画として、表現していますので、ラストシーンの内容は、キム・ギウの想像になります。
ただし、モールス信号で、定期的に、父親からの発信を受けていた場合、多少の真実も妄想の中に入って、家政婦のムングァンを庭に埋めたのは真実かもしれませんね。
とは言っても、この時点では、家を変えてはいないことになります!
ラストシーンの意味とは?
ラストシーンの意味を考察します!
ラストシーンの意味は、計画の重要性を訴えるものであったと感じました。
そもそも、この物語の全ては、キム・ギウの計画によって遂行されていました。計画通りに行動し、計画通りに全てが上手くいっていました。
しかし、半地下の家に別の住民が住んでいたことや洪水など、計画とは異なることが起こります。
そこで、キム・ギウは、計画を新たな計画で変更すれば良かったのですが、父親の無計画に任せることにします。
このことは、計画で考えることを諦めたことと同じになります。そして、そのせいで、悲惨な事件が起こることになりました。
これらを考慮すると、最後に、「新しい計画を考えた」というのは、重要なところで他人に任せたことへの自分への反省に繋がっているのだと感じました。
また、ラストシーンが全て妄想だと考える人がいますが、確かに、脳障害で変に笑うような体になってしまったので、そのようにも捉えることができます。しかし、少なくとも、防犯カメラに父親が映っていなかったことや警察が見つけられなかったことを考えると、地下に住んでいるということは妄想ではなく事実であったと思います。ラストシーンは、事実の中に、妄想や願望や夢が含まれたので混乱したと思いますが、新しい計画を得るのが最後なので、大部分は妄想ではないでしょう!
映画「パラサイト」のその後続編
映画「パラサイト」のその後続編を考察します!
映画「パラサイト」のその後は、キム・ギウがお金持ちになって、父親に階段を上がってというようになって欲しいと思う人がいるでしょうが、彼はお金持ちになれずに、計画の実行中に終わると考えられます。本作は、貧富の差を表現した物語であり、常にその対比がありました。そのため、貧しい家に生まれた家は逆転はできないことを示すことが必要です。決して、どんな手を使っても、ハッピーエンドになれないのが、本作の醍醐味でしょう。
映画「パラサイト」の続編は、未だ何も決まっていません。おそらく、本作のシリーズ続編はないでしょう。理由は、本作で、物語としては完結しているからです。これ以上、キム・ギウを描くとしても、面白みに描ける作品になると思うので難しいでしょう。
まとめ
映画「パラサイト 半地下の家族」の結末を解説しました!
だいぶ、ヘビーな作品でしたが、楽しめる作品になっていましたね。
もちろん、フィクション作品なので、こんな事実はありませんが、今後、このような悲惨な事件が起こらないで欲しいと思いました。
ぜひ、気になった方は、見直しても新しい発見がある作品なので、再チェックしてください♪
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