映画「オリエント急行殺人事件」の結末を解説します!
本作は、複雑なミステリー映画となっていました。
容疑者が全員怪しくて、結末まで、犯人を特定することが難しかったと思います。
これから、そんな映画「オリエント急行殺人事件」のラストシーンや最後の意味、その後続編について解説していきます♪
※ネタバレとなりますので、ご注意ください!
もくじ
映画「オリエント急行殺人事件」の結末
映画「オリエント急行殺人事件」の結末を解説します!
【結末まとめ】
・ラチェットはカセッティだった。
・アームストロング誘拐事件の復讐事件だった。
・犯人は容疑者の全員だった。
ラチェットはカセッティだった
ラチェットはカセッティでした!
オリエント急行殺人事件 鑑賞。
原作未読な上に推理モノに疎いからどうしたって現実のメタファーとして見てしまう。
殺されたアイツが現代の息苦しさの権化でもある既得権者達、アームストロング家が法や規範、容疑者達が市井の人々
つまり私利私欲で法を弄る輩は死んで当然なんだよとレイも言ってる pic.twitter.com/yPtwlw4aoC— ポテ巻 (@OreUnza) January 5, 2018
ポアロへの自己紹介は、エドワード・ラチェットという美術品の商人でした。
しかし、実の正体は、アームストロング誘拐事件の犯人だったのです!
そして、彼の名前はカセッティであり、事件から捕まったが、証拠がないことで罪を受けることはなかったのです。
アームストロング誘拐事件の復讐事件だった
ラチェットが殺された理由は、アームストロング誘拐事件の復讐でした。
今回のオリエント急行殺人事件の全貌は、ラチェット称するカセッティが、アームストロング大佐の娘を誘拐して殺害し、妊娠中だったアームストロング夫人は流産し死亡、アームストロング大佐もショックで拳銃自殺となったアームストロング誘拐事件が原因でした。
当時、アームストロング家に関係した人達が、事件を実行したのです!
犯人は容疑者の全員だった
犯人は容疑者の全員でした!
オリエント急行殺人事件。ポアロ役のケネス・ブラナーのビジュアル見て、絶句したのは自分だけ?
でもラチェット役を演じるジョニデプを見て何となく大野智を置き換えてみたりして(自伝ドラマにご指名だし)彼ならこの役出来そうな気がする(10年後❣️) #大野智 #オリエント急行殺人事件 pic.twitter.com/cjULd7pQSv— kaoru☆、。・:*:・゚`★ (@Monstrum26) November 1, 2017
犯人を誰か特定するのが、ミステリーなのに、全員が犯人であるのは驚きでした!
そのため、最後の最後まで、全く犯人を特定することができませんでした。
そして、全員がアームストロング家と関係しており、カセッティに対する復讐だったのです。
映画「オリエント急行殺人事件」のラストシーン
映画「オリエント急行殺人事件」のラストシーンを解説します!
やっとオリエント急行殺人事件見れた
原作と同じ驚きが味わえて満足 pic.twitter.com/MzBAylZX34— パワまる (@pawapurousamaru) September 21, 2020
ラストシーンは、名探偵ポアロが、殺人犯全員を見逃すシーンでした!
ポアロは、名推理で、ラチェットの殺人を、アームストロング事件の復讐であると解明し、犯人を乗客全員であると明らかにしました。
ハバード夫人が企画して、メアリ・デブナム、アーバスノット、ヘクター・マックィーン、エドワード・マスターマン、ハバード夫人、ドラゴミロフ公爵夫人、ヒルデガルデ・シュミット、アンドレニ伯爵、アンドレニ伯爵夫人、サイラス・ハードマン、グレタ・オールソン、アントーニオ・フォスカレッリ、ピエール・ミシェルの13人で犯行を行ったのです。
刺し傷は12箇所あり、アンドレニ伯爵夫人以外の全員が1回ずつ刺したことになります。
そして、ポアロは、全員を警察に突き出すと思いきや、最後に、私はこの事件について知らないと言うことにして、その列車から降りるのでした。
その結果、オリエント急行殺人事件の犯人は、単独犯が逃亡したと、解決されるのでした。
それから、ポアロは、新しいナイル川の事件に向かうことになり、休暇は全くない日々を過ごします。
映画「オリエント急行殺人事件」の最後の意味
映画「オリエント急行殺人事件」の最後の意味を考察します!
ポアロが犯人を警察に突き出さなかった理由は、正義と悪の話が関係していると考えられます。
ポアロは、最初の登場から、正義と悪には興味がないと言っていました。
あるべき物があるべき形になっていないことに、不快を覚える人物なのです。
そのため、推理をして事件を解決するのは好きでも、それ以降の正義や悪について言及することはないのです。
とは言っても、なぜ、ポアロが見逃したかについては、ポアロもアームストロング事件の関係者だったからです。
事件が発生した時に、依頼があったにも関わらず、駆けつけられなかった気持ちがあったのです。
自分がいれば、善と悪をあまり意識しないポアロですが、この事件に限っては、自分がいれば、犯人を捕まえられたと償いの心がありました。
そんな心境から、自分の償いも重ねて、犯人達を見逃したのでしょう。
また、ブークも、鉄道のブランドイメージを傷つけないために、列車内の乗客全員が犯人の事件を、世間に発信したくなかったのだと思います。
映画「オリエント急行殺人事件」のその後続編
映画「オリエント急行殺人事件」のその後続編を解説します!
映画「オリエント急行殺人事件」のその後は、オリエント急行殺人事件の関係者は、元の生活に戻ったと思います。復讐をしても満たされないことは分かっていても、彼等にとってはそれで満たされたことは間違いないでしょう。また、ポアロは、イギリスの事件に行くと思いきや、ナイル川の事件に呼ばれていたので、そちらに向かうでしょうね!休暇がなくなり、事件三昧の日々を過ごしていそうです。
映画「オリエント急行殺人事件」の続編は、2020年公開予定の『ナイル殺人事件』となります!
アガサ・クリスティーの名作を映画化『ナイル殺人事件』特報公開、名探偵ポアロ役&監督にケネス・ブラナー – https://t.co/LD6L0jAbZq pic.twitter.com/HJQv6CG2HH
— Fashion Press (@fashionpressnet) August 20, 2020
オリエント急行殺人事件のラストで、ナイル川に向かう伏線があったので、その続きの事件という位置付けになると思います。今度は、どんな事件が起こり、どのような結末になるかドキドキしますね〜
まとめ
映画「オリエント急行殺人事件」の結末を解説しました!
本作は、本当にラストまで結末が分からない、面白いミステリー映画だったと思います。
映画を見ていて、ポアロの気持ちになって、犯人特定を頑張りましたが、全く分かりませんでした。
最後、犯人が特定された時、「なるほどね〜」となったのを覚えています。
ぜひ、ミステリー好きに、おすすめしたい映画となっています♪
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\あらすじ・ネタバレも/

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