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オリエント急行殺人事件の犯人|なぜ逮捕されない?トリックや伏線【2017】

映画「オリエント急行殺人事件」の犯人を解説します!

本作は、犯人にも驚きますが、ラストの展開にも衝撃を受ける作品でした。

特に、通常、推理物語は、1人又は複数の犯人を、容疑者の中から見つけるのが筋ですが、それが見事に裏切られます。

また、その犯人が、最後、衝撃的な結末を迎えるのです!

これから、そんな映画「オリエント急行殺人事件」のトリックや動機伏線犯人はなぜ逮捕されないのかを解説していきます♪

※ネタバレを多く含みますので、ご注意ください!

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映画「オリエント急行殺人事件」の伏線

映画「オリエント急行殺人事件」の伏線を解説します!

【伏線】

・エルキュール・ポアロの語る「正義と悪」

・ドクター・アーバスノットとメアリ・デブナムの会話

・エドワード・ラチェット殺害現場の脅迫状

エルキュール・ポアロの語る「正義と悪」

エルキュール・ポアロの語る「正義と悪」は伏線となっていました!

ポアロをエルサレムの事件を解決した後、「正義と悪には興味がない」と発言していました。

ある場所にある物がないのが気になると言うのが主張です。

しかし、事件を通じて、正義と悪とは何かを悩むようになり、最後は、正義と悪を何かを考えて、犯人を逃すことにします。

ドクター・アーバスノットとメアリ・デブナムの会話

ドクター・アーバスノットとメアリ・デブナムの会話がポアロの推理の突破口となりました!

エルサレムから、トルコのイスタンブールに向かう船の中で、ポアロは、ドクター・アーバスノットとメアリ・デブナムと出会っていました。

そして、ドクター・アーバスノットとメアリ・デブナムが、不穏な会話をしていることを耳にしていました。

このことが、犯人特定の手がかりになりました!

エドワード・ラチェット殺害現場の脅迫状

エドワード・ラチェット殺害現場の脅迫状は伏線となっていました!

ラチェットに送られた手紙には2種類あって、1つはストレートな「お前を殺す」と言う内容でした。

そして、もう一つの内容には「我々の正義のため」と言う言葉が書かれていました。

つまり、この時点で、犯人は単独ではなく、複数であることが推理できることになります。

案の定、衝撃的ではありますが、犯人は複数犯でした!

映画「オリエント急行殺人事件」の犯人

映画「オリエント急行殺人事件」の犯人を解説します!

犯人は、衝撃的ではありましたが、容疑者全員でした!

殺害された人物は、美術商のエドワード・ラチェットでしたが、実名はカセティと言う名のアームストロング大佐の娘誘拐事件の犯人でした。

そして、誘拐された娘のデイジーの母であるソニアの母であるハバード夫人が事件を企画して、アームストロング大佐事件に関係する容疑者全員が犯行を実施したのです。

オリエント急行である車掌のピエール・ミシェルは、アームストロング家に使えていたメイドのスザンヌの兄でした。

ドラゴミロフ侯爵夫人のメイドであるヒルデガルデ・シュミットは、アームストロング家の料理人でした。

宣教師のピラール・エストラバドスは、誘拐されたデイジーの乳母でした。

ラチェットの執事であったエドワード・ヘンリー・マスターマンは、アームストロング大佐の従者でした。

自動車のセールスマンだったビニアミノ・マルケスは、アームストロング大佐にビジネスで支援をして頂けた人物でした。

教授のゲアハルト・ハードマンは、元警察で、誘拐事件の捜査で、容疑者になってしまったメイドのスザンヌと恋仲にあった人物でした。

ラチェットの秘書であったヘクター・マックイーンは、スザンヌを自殺に追い込んで、失脚した検事の息子でした。

医者のドクター・アーバスノットはアームストロングの友人でした。

家庭教師のメアリ・デブナムはアームストロング家の娘デイジーの家庭教師でした。

エレナ・アンドレニ伯爵夫人はアームストロング夫人ソニアの妹でした。

ドラゴミロフ公爵夫人はデイジーの名付け親でした。

このように、それぞれがアームストロング事件と関係した犯人だったのです!

映画「オリエント急行殺人事件」の犯行動機

映画「オリエント急行殺人事件」の犯行動機を解説します!

犯行動機は、「アームストロング家の娘デイジー誘拐事件」の復讐です。

アームストロング家の娘デイジー誘拐事件とは、カセッティによりアームストロング大佐の娘であるデイジーが誘拐され殺害されることになります。

その後、カセッティは捕まることになりますが、証拠不十分で釈放され、無罪となります。

その際、アームストロング家のメイドであったスザンヌが、無罪であるにも関わらず罪をなすりつけられ自殺し、アームストロング夫人もショックで子供を流産し死亡します。

それから、後を追うように、アームストロング大佐も、拳銃で自らの命をたつ結果となりました。

容疑者が全員が事件関係者であったことに合わせ、ポアロも、事件の解決に呼ばれて、間に合わなかった過去があります。

オリエント急行の役員であるブークだけが、この事件とは全くの未関係でした。

映画「オリエント急行殺人事件」のトリック

映画「オリエント急行殺人事件」のトリックを解説します!

殺人トリック自体は簡単で、コーヒーに混ぜた睡眠薬で眠らせ、犯人全員が、カセッティの部屋に行き、ナイフで1回ずつ刺す内容でした。

そこから、ポアロの捜査が始まり、全員が全員をかばい合った結果、事件が複雑化したのです。

特に、ラチェットの秘書であったヘクター・マックイーンが横領と殺人で特定された時に、ハバード夫人が自らを刺すことで、犯人は外部にいるように仕向けたシーンは騙されました。

犯人はなぜ逮捕されない?

犯人はなぜ逮捕されないかを考察します!

ポアロは、犯人は特定したのですが、最終的には、何も見なかったことにして、列車から去りました。

そのため、この事件は、外部犯の犯行として処理されることになりました。

先ず、ポアロが見逃した理由は、正義と悪を考えた結果、今回は正義であったと捉えたからでしょう。それには、自分がアームストロング事件に駆けつけられなかった後悔も含まれたと考えます。

そして、ブークは、自分の鉄道で、復讐事件が起こったと知れれば、列車の評判やブランドが下がると考え、外部犯行にすることで、警察の厄介にならないようにしたのでしょう。

列車の人物が自供しない限り、この事件で、犯人全員を逮捕することは無理でしょう!

まとめ

映画「オリエント急行殺人事件」の犯人を解説しました!

犯人が容疑者全員とは、衝撃的な作品でしたね〜

こんなミステリーは、始めて体感しました。

ぜひ、ミステリー好きには、おすすめしたい作品です♪

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\あらすじ・ネタバレも/

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