映画『オリエント急行殺人事件』は、2017年11月に公開されたアメリカ映画です!
原作は、1934年発表のアガサ・クリスティの小説『オリエント急行の殺人』です。
また、1974年にも映画化されていることから、リメイク作品となっています。
物語は、
世界一の探偵のエルキュール・ポアロが・・
オリエント急行内の事件に巻き込まれ・・
名推理を披露するも最後は・・
という内容になっています。
犯人を見つけて解決して終わりではなく、そこから多くを考えさせる内容になっています。
これから、そんな映画「オリエント急行殺人事件」のあらすじネタバレと、主題歌、予告、終わり方の疑問について解説していきます。
▲簡単1分で登録&いつでも解約OK▲
映画『オリエント急行殺人事件』の作品概要
【公開】
2017年11月10日(アメリカ公開)
2017年12月8日(日本公開)
【制作会社】
キングバーグ・ジャンル
ザ・マーク・ゴードン・カンパニー
【監督】
ケネス・ブラナー
【脚本】
マイケル・グリーン
【キャスト】
ケネス・ブラナー
ペネロペ・クルス
ウィレム・デフォー
ジュディ・デンチ
ジョニー・デップ
ジョシュ・ギャッド
デレク・ジャコビ
レスリー・オドム・Jr
ミシェル・ファイファー
デイジー・リドリー
映画『オリエント急行殺人事件』の予告
映画『オリエント急行殺人事件』の予告をご紹介します!
名探偵であるエルキュール・ポアロが、殺人事件の捜査を始めようとする感じですね!
家庭教師、宣教師、伯爵、伯爵夫人、執事、未亡人、公爵夫人、メイド、教授、助手、医者、ギャングと、怪しいキャラクターが多く登場する作品のようです。
ギャングが見るからに怪しいですが、おそらく、そんな転末ではないのでしょうね〜
気になる予告映像になっていました!
映画『オリエント急行殺人事件』の主題歌
映画『オリエント急行殺人事件』の主題歌をご紹介します!
主題歌でエンディングは、Imagine Dragons「Believer」でした♪
どこか不協和音的な怪しい感じのメロディに、自分を鼓舞するような歌詞です。
難解なミステリー作品には、とてもマッチしていると感じます♪
映画『オリエント急行殺人事件』あらすじ
この作品は、「正義と悪」がテーマになっていました!
物語は、エルサレムの教会における宝石泥棒事件を、エルキュール・ポワロ探偵が解決するシーンから始まります。卵の高さを気にするほど、几帳面な性格が見られ、宗教上の衝突で牧師3人が容疑者となっていましたが、壁を登った痕跡と靴の状態から、警察が宝石を盗んだと特定します。その際に、エルキュール・ポワロは、世の中には「善と悪しかない」こと、そして、元の状態を推測することが、推理には必要だと説きます。
その後、探偵のポワロは、休暇をトルコのイスタンブールで過ごすために船に乗ります。その際、メアリー・デブナムという家庭教師と、医者のドクター・アーバスノットも同乗し、意味深な会話を目撃します。
駅に着くと、ポアロの友人である鉄道会社の役員であるブークと出会います。そして、イギリス領事館事件に向かうよう依頼を受けて、無理やり、オリエント急行に乗せられることになるのでした。ポアロの休暇は、ここで終わります。
乗車手続きについては、ブークが至急手配してくれ、オリエント急行で、イギリスに出発することになります。そして、ポアロが乗車している中、エドワード・ラチェットと言う美術品の商人に脅迫状が届いていました。
翌日、ラチェットがポアロに、脅迫状の内容と警護を頼みます。ラチェットは、商人としての目利きはなく、顧客に送った美術品が偽物だとクレームを受けて、命を狙われていると言います。しかし、ポアロは、正義の意識で、それを断ります。
それから、ポアロは、写真にうつるカトリーナと言う唯一愛した女性に語りかけていると、雪崩でオリエント急行の列車が止まることになりました。そして、安否を確認していると、昨日、相談してきたラチェットが刃物で12箇所も刺されて、死んでいました。ポアロは、休暇中なので、事件に関わりたくないと言うのですが、ブークが協力してと懇願するので、引き受けることにしました。
ここから、ポアロの推理が始まっていきます!
ここからがネタバレとなります。未だご覧になっていない方は、ストーリーのラストが分かってしまうので、ご注意ください!
ネタバレ予想注意
ポアロは現場の様子から、コーヒーに入った睡眠薬を飲まされて殺害されたこと、「お前を殺す」と「我々に勝てるものか」という手紙から恨まれていたことは分かりましたが、明らかにミスリードする証拠を見て苦戦を強いられます。また、ラチェットの秘書であるヘクター・マックイーンに聞き込みをして、22時以降の殺人であることが分かりました。
そして、たまたま見つけた燃えかすの手紙を見て、ラチェットが、アームストロング事件の犯人であるカセッティであることに気付きます。アームストロング事件とは、アームストロング家の娘が誘拐され、カセッティにより殺された事件です。その事件のせいで、両親も亡くなることになります。
それから、ポアロは聞き取りを始めます。キャロライン・ハバード夫人は、男が部屋にやってきたと主張します。そして、オリエント急行のバッジを渡されることになります。
ラチェットの執事であったエドワード・ヘンリー・マスターマンは、目撃情報はなく、薬をもらいに移動したことを伝え、アリバイがありました。
宣教師で乳母の仕事をしているピラール・エストラバドスにもアリバイがありました。
自動車販売で成功したベニアミーノ・マルケスにもアリバイがありました。
工学の教授であるゲアハルト・ハードマンにもアリバイがありました。
家庭教師であったメアリ・デブナムは自らを左利きであると言って、それから、黙秘を続けます。ポアロは怪しいと考えます。
ナタリア・ドラゴミロフ公爵夫人も、メイドのヒルデガルデ・シュミットもアリバイがありました。
その後、ラチェットの秘書であるヘクター・マックイーンが横領していたことに気づき問い詰めます。そんな中、キャロライン・ハバード夫人が刺されます。そして、アーバスノットが処置をします。ますます、犯人が誰か分からなくなります。
それから、ダンサーのルドルフ・アンドレニ伯爵とエレナ・アンドレニ伯爵夫人にアリバイを聞きます。その際、エレナ・アンドレニ伯爵夫人がアームストロング夫人であったエレナの妹であることが分かります。重要参考人になります。
そして、ゲアハルト・ハードマン教授が、アームストロング事件で自殺したメイドの恋人であったことにも気付きます。アームストロング家の護衛として雇われていたことを知ります。
そんな中、家庭教師のメアリ・デブナムと医師のドクター・アーバスノットが、アームストロング事件に関係して犯行を実行したと分かります。ポアロは、ドクター・アーバスノットに拳銃を向けられ打たれますが、一発も当たりませんでした。
そんなことをしていると、除雪隊がきて、一度、全ての乗客はトンネルで待つことになるのでした。ここで、ポアロは犯人について推理を始めます。
この事件はアームストロング事件の復讐であり、犯人は乗客の全員であることが分かりました。全員がさしたので、容疑者には複数の刺し傷があったのです。
その後、事件は解決しましたが、ポアロは正義と悪の基準に揺れて、この事件を何も見なかったことにします。そして、この事件は、単独の暗殺者が実施して、逃げ去った事件となりました。
列車から降りたポアロの元には、新たな事件の知らせがきて、エジプトのナイル川に向かうのでした。
これで、この物語は終わります。
終わり方に疑問?
本作を見終わると、終わり方に疑問を持つと思います!
なぜ、ポアロは、警察に全てを証言せずに、事件を闇の中に葬ったかです。
これについては、ポアロが、アームストロング事件に後悔を感じていたことが挙げられます。
正義と悪について揺れている状況で、アームストロング事件に駆けつけられなかった自分の無力と償いで、この事件を容認したことが、全ての結論になります!
これだけ、一生懸命に推理して、最後は、私情で何もなかったことになるのは驚きのラストでした♪
まとめ
映画「オリエント急行殺人事件」のあらすじとネタバレを解説しました!
本作は、全ての容疑者が怪しい作品でしたね〜
結構、難易度の高いミステリーだったと思います!
ぜひ、ミステリー好きの方には、おすすめしたいですね♪
31日間無料お試し&いつでも解約OK/
▲簡単1分で登録も解約も可能▲

\あらすじ・ネタバレも/

-【考察】- | |
オリエント急行殺人事件の相関図!登場人物と被害者との関係や真相【2017】 | ![]() |
オリエント急行殺人事件の犯人|なぜ逮捕されない?トリックや伏線【2017】 | ![]() |
オリエント急行殺人事件の評価感想!つまらないや面白い口コミ【2017】 | ![]() |
オリエント急行殺人事件の結末|ラストシーンと最後の意味とその後続編【2017】 | ![]() |