映画「風の谷のナウシカ」の王蟲の正体を解説します!
風の谷のナウシカと言えば、王蟲(おーむ、おうむ)と言っても過言ではないですよね。
ナウシカが、王蟲という自然と、どのように向き合うかが見所となっていましたね。
これから、そんな王蟲について、金の触手の能力や血が青い理由や役割などを解説していきます♪
王蟲とは?
王蟲について、ご紹介します!
王蟲の破壊力((((;゚Д゚)))) #ナウシカ #金曜ロードショー pic.twitter.com/GgTtvJsXPr
— ボゲラビッチ (@boge_lunatic) January 4, 2019
王蟲とは、腐海に生息する最大の蟲です。
見た目は、ダンゴムシのようであり、表面はセラミックも通さない強固な外殻です。
腐海の蟲が殺されたりなど、腐海に異変があると、目を青から赤くして怒りの状態に入り、原因となったものを駆逐するまで走り続ける特性があります。体液の色は青く、金色の糸状の触手を備えています。
また、脱皮もするようで、冒頭のナウシカは、王蟲の抜け殻を発見します。
王蟲の金の触手の能力
王蟲の金の触手の能力を解説します!
王蟲の金の触手の能力は、コミュニケーションと治癒です。
触手におけるコミュニケーションは、ナウシカを、何度も触手でつつみ、過去の出来事をナウシカに見せたり、ナウシカの気持ちを調べたりなどしました。そのおかげで、ナウシカは、過去の記憶を思い出すことや、王蟲の気持ちを理解できました。
触手における治癒は、ナウシカが、怒りの王蟲にはねられて、瀕死状態になった時、触手がナウシカを包むことで、傷を癒しました。あくまで、治癒能力であり、蘇生能力まではないと思われますが、驚異的な力となっています。ナウシカは、触手の治癒によって、全ての傷が治ることになります。
王蟲の正体と役割
王蟲の正体と役割を解説します!
王蟲の正体は、映画では語られていませんでしたが、原作の漫画では、人工生物として紹介されています。つまり、王蟲は、人によって作られた蟲だったのです。敢えて、「蟲」と表現しているのも、自然発生的な虫ではなく、腐海に住む生物だと強調させるためです。
そして、関連する事実として、腐海も、人間の技術によって、地球を浄化させるために、生み出されたものになります。
そのため、王蟲は、腐海の守護神、守り神の位置付けであり、腐海の浄化作用を守ための役割を担っています。王蟲が暴走した先で、自身を核として、腐海に変化することも含め、全てが地球浄化のためになります。
人々が恐れる敵となっていた王蟲ですが、実際は、人類が作り、地球を守るために作られた生物だったのです。
このことを考えると、人類が歴史から学んでいないことの愚かさが露呈しますよね。
王蟲の血が青い理由は?
王蟲の血が青い理由を考察します!
王蟲の血が青い理由は、平和的な穏やかさ、人工的に作られたことを意味しているとが考えられます。
まず、人間の血は「赤」、虫の血は「透明etc」というのが通説かなと思います。
それに対し、王蟲の血は「青」です。
平和的な穏やかさについては、王蟲の目の変化とも関連しますが、怒りや争いなどの時は「赤」、穏やかで平和的な時は「青」となっています。この対比構造が、王蟲の血にも見られ、争いが耐えない人間が「赤い」血を流し、平和的で穏やかな生物である王蟲が「青い」血を流すことになっています。
人工的に作られたことについては、人間の血が「赤い」、虫の血が「透明など」であることから、「青」が異色であることが分かります。つまり、青い血とすることで、人工的に作られた生物であることを強調したのだと考えられます。
このように、王蟲の血の色だけでも、物語の設定が深く作り込まれていることになります。
殺さないでとナウシカが守った王蟲のその後は?
殺さないでとナウシカが守った王蟲のその後を考察します!
「殺さないで」は、大人がナウシカから、王蟲を奪った際に、発せられた言葉です。
このシーンでは、大人たちは、ナウシカが「蟲の虜になった」と思って、無理やり、ナウシカが隠していた王蟲を回収していきます。
そして、この王蟲については、その後、描写がありませんでした。
この守った王蟲については、ナウシカがペジテから救った小さな王蟲である説もありますが、おそらく、それは違うと思われます。
つまり、奪われた王蟲のその後は、殺されたことになったでしょう。
なぜなら、大人達が王蟲とは共存できないと言っていて、雑に扱うようにしていたからです。この段階で、人類と王蟲が敵であることは間違いないので、優しさで、王蟲を腐海にまで返すことはないでしょう。
では、なぜ、触手が、過去のナウシカの記憶を想起させたかについては、王蟲は触手によって、お互いのコミュニケーションがはかれたからか、共通意思を持った人工生物である理由だと思われます。
王蟲の鳴き声の秘密
王蟲の鳴き声の秘密を解説します!
王蟲の鳴き声について気になる方もいると思います。
実は、この王蟲の鳴き声は、布袋寅泰のギターから奏でられた音だったのです。
続き→このシーンで流れている音楽🎼は曲名を「王蟲(オーム)の暴走」といい、ギター🎸を弾いているのは布袋寅泰👤さんです。作曲を担当した久石譲さんが、音楽収録に際して布袋さんにギター演奏🎸を依頼したそうです😆#金ロー #久石譲 #布袋寅泰 #王蟲 #風の谷のナウシカ pic.twitter.com/oK66pp48Sr
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) January 4, 2019
音楽を担当した久石譲が、未だ走りかけの布袋さんに、依頼をしたそうです♪
王蟲の怒りを鎮める方法は?
王蟲の怒りを鎮める方法を振り返ります!
王蟲の怒りを鎮める方法は、基本的には、伝説の言い伝えと閃光弾と蟲笛になります。
伝説の言い伝えは、本作のナウシカのような英雄的な鎮め方となります。
蟲笛については、閃光弾で王蟲を混乱させ、その後、蟲笛で誘導させる方法となります。ただし、怒りがピークの時は、この方法は使えなくなります。そのため、本作のラストは、伝説の言い伝えにあるようなラストになったのです。
まとめ
映画「風の谷のナウシカ」の王蟲の正体を解説しました!
人類の宿敵のように描かれていた王蟲でしたが、実は、衝撃的な事実が隠されていましたね。
映画だけでは説明が足らない部分が多いので、ぜひ、漫画含めて、楽しんで欲しい作品になっています♪
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