映画「風の谷のナウシカ」のラストシーンの意味を解説します!
本作は、「人類が自然に淘汰されてしまうのか」が、テーマとなっていました。
そして、様々な人類同士の争い、人類の醜さやエゴが描かれ、壮大な作品となっています。
これから、そんな映画「風の谷のナウシカ」の最後のナウシカの墓の結末は何だったのかを解説していきます♪
映画「風の谷のナウシカ」の結末
映画「風の谷のナウシカ」の結末を解説します!
【結末まとめ】
・巨神兵は復活するが滅びる。
・ナウシカが王蟲の怒りを鎮める。
・トルメキア王国は撤退する。
巨神兵は復活するが滅びる
巨神兵は復活するが滅びることになります!
今夜のツイッターは「なぎはらえ!」がHOTワードになるのかしら?#金曜ロードショー #ナウシカ #巨神兵 #庵野秀明 #クシャナ #腐ってやがる #早すぎたんだ #その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし#安田成美 #ランランララランランラン pic.twitter.com/LP4r3yqzqw
— ぱてん@熊本 (@pattenn_ksyk) January 13, 2017
巨神兵は、トルメキア王国によって、ペジテの住民から、眠っていた状態で奪われます。
そして、風の谷で成熟を試みることになります。
しかし、そんな中、王蟲の大群が、風の谷を襲うことになり、未成熟の状態で、クシャナ殿下が、巨神兵を覚醒させます。
その結果、数発は、レーザー光線で、王蟲をなぎはらいますが、体が完成していなかったため、溶けて、そのまま絶命することになりました。
これで、地球上から、巨神兵の恐怖が無くなりました。
ナウシカが王蟲の怒りを鎮める
ナウシカが王蟲の怒りを鎮めます!
きっかけは、ペジテの住民が、子供の王蟲を傷つけ、トルメキア軍を殺すために、風の谷まで、王蟲を運んだことによる怒りでしたが、最終的には、王蟲の大群は、自らの怒りを制御できず、鎮めることができない状態になってしまいました。
子供の王蟲をナウシカが返そうとしても、王蟲の大群は応じず、風の谷を襲おうとします。
そこで、ナウシカが、自らを犠牲にして、王蟲の大群の前に立ち、王蟲の怒りを受け止めることで、王蟲の怒りを鎮めることをします。
この王蟲を鎮めた流れは、風の谷に伝わる伝説と同じ内容でした。
トルメキア王国は撤退する
トルメキア王国は撤退することになります!
トルメキア王国のクシャナ達は、一連の騒動が終わった後、国に帰還することになります。
そして、トルメキア王国の風の谷に対する支配がなくなることになります。
考察として、ここで、どうして、トルメキア王国が、支配を辞め、帰国することになったかについては、巨神兵の復活ができなかったこと、腐海を焼き払うことができないことを、クシャナ達が学んだからだと思われます。
元々、クシャナの目標は、自らの復讐として、腐海を焼き払うことであり、国からの命令は、巨神兵を復活させることであったため、いずれの目的も頓挫したために、全てを終わらせることになりました。
映画「風の谷のナウシカ」のラストシーン
映画「風の谷のナウシカ」のラストシーンを解説します!
ラストシーンは、ナウシカが王蟲の怒りを鎮める内容でした♪
王蟲は、自らの子供を傷つけられたことで、怒りが止められない状態になります。
それを、ナウシカが、自らの命と引き換えに、王蟲の怒りを受け止めることで、怒りを鎮めます。
その際、ナウシカは、王蟲にはねられることになり、傷を負って死んだかと思われたのですが、王蟲の触手が、ナウシカの傷を癒し、ナウシカは回復し、王蟲の触手の上で、最後、ナウシカは踊るのでした。
その後、怒りを鎮めた王蟲は、腐海に向けて、移動することになります。
このシーンによって、ナウシカが、風の谷の伝説に伝わる人物であり、風の谷を導く者だと分かることになります!
つまり、ユパは、伝説の役割を担っていなかったことになります。
最後のナウシカの墓の意味は?
最後のナウシカの墓の意味を解説します!
おうちで風の谷のナウシカを観賞。最後のこの画、子供の頃勝手にナウシカの墓だと思っていた(笑)今でも見るたびに違う感想を抱かせてくれるジブリはやっぱりすばらしい!いつか自分の子供にも見せたいなー pic.twitter.com/NrpfBrvC
— あんちゃん (@pen2ginsan) May 31, 2012
最後、「おわり」のエンディングとして、腐海の底に、ナウシカの帽子とチコの木が描かれました。
これを見て、ナウシカの墓だと思った方が多かったと思います!
ですが、これは、ナウシカの墓ではないです。
なぜなら、実から木の発芽が数ヶ月だとすると、エンドロールで流れた生活を、ナウシカが送ることができないからです。それを夢の中だとするのであれば、理由はつくのですが、それは飛躍しすぎていると思います!
では、なぜ、最後がこの場面だったかを考察すると、本作のメッセージが、自然をテーマにしていたからです。
自然を汚したことで、人類は腐海により、生存を脅かされます。
しかし、その腐海は、人類を脅かすものではなく、人類の過ちを、自然の力で浄化させようとしていたものでした。
それを、最後に描くことで、強いメッセージ性を持たせようとしたのだと思われます!
ナウシカの帽子が過去の過ちを表現して、新しい木が発芽していることが未来への前向きなメッセージとして考えられます。
まとめ
映画「風の谷のナウシカ」のラストシーンの意味を解説しました!
本作は、ラストシーンに、それぞれの解釈ができる幅が残されていました。
個人的には、ラストは、ナウシカの墓ではなく、人類へのメッセージだと思いましたが、感じ方によっては、ナウシカがラストシーンで死んでいたと考えることもできます。
ぜひ、そんな解釈の幅があり、考えさせられる名作だと思いますので、自分なりの解釈を求めて、楽しんで欲しいと思います♪
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