映画「マスカレードホテル」の片桐役のおばあちゃんは誰かを解説します。
マスカレードホテルでは、当初、キャストの発表がされませんでした。そして、発表された際も配役まで、細かく解説されませんでした。
このように、誰が犯人であるか分からないように工夫がされていました。
そのため、映画上映時点では、「盲目の怪しい老婆が犯人ではないか?」、「片桐役のおばあちゃんは誰が演じているのか?」など、様々な考察がされました。
映画を見れば一目瞭然なのですが、これから、老婆の正体とキャスト、老婆が犯人であったかをお話します。
ここからは、多くのネタバレを含みますので、ご注意ください!
目の見えない老婆の登場シーン
目の見えない老婆の登場シーンは2回ありました。
1回目は、物語の序盤で、目の見えない夫が今後宿泊することになるので、下見に訪れる目的で登場しました。
最初にフロントに訪れた際は、新田が担当しようとしますが、山岸に担当して欲しい申し出があります。そして、直感を大切にするタイプであることを話します。
その後、複数回、山岸は部屋に呼ばれて、食事に連れていく補助や、ボタンを落としてしまったので探して欲しいなどのサポートをすることになります。複数回接しているうちに、山岸は、この老婆は目が見えるのではないかと思い、かなり怪しいとは思いますが、お客様を疑うのはいけないと心に言いつけるような心情でいました。
新田は老婆を見かけた時から、目が見えると見抜いており、最も危ない人物ではないかと疑っていました。しかし、何事もなく、老婆はチェックアウトすることになります。
その際、目の見えない夫が今後宿泊することになるので、下見に訪れたと二人に伝え、目が見えないことも演技であり、「良いホテルであった」、「これなら、夫を任せられる」と言って、疑いが晴れることになります。新田も山岸も疑ってしまったことを反省していました。
2回目は、物語の終盤で、山岸の大切なお客様として、再宿泊をします。
結婚式の花嫁が狙われていると警察が混乱している中、宿泊に訪れ、山岸がフロントとして、部屋への誘導などを行いました。
ここからは、犯人のネタバレに関連しますので、以降で解説します!
盲目の怪しい老婆が犯人で長倉?
「盲目の怪しい老婆が犯人で長倉だったのか?」を解説します。
ネタバレは、盲目の怪しい老婆が犯人で本名は長倉(ながくら)でした。
そして、長倉の目的は、花嫁でもなく、最初から山岸を殺害することでした。
理由は、数年前に一度、恋人が宿泊していないかを聞きに、長倉としてホテルに訪ねて来ました。その際、フロントで担当したのが山岸です。山岸は、ホテルマンの対応として、お客様の情報を伝えず、宿泊を要求されても断る対応をとりました。その結果、長倉は寒い雨の中、外でホテルから出てくる恋人を待ち伏せることになりました。長倉の予想通り、恋人はホテルに泊まっており、ホテルから出てきたシーンで声をかけようとした瞬間、妊娠していた子供を流産してしまう悲劇に襲われることになります。
この一連のエピソードの復讐として、他の殺人を含めて計画していたことになります。
纏めると、片桐瑤子は偽名で、本名は長倉麻貴と言う女性で、連続殺人事件のように仕向けた犯人でした。老婆でもありませんでした。
片桐役のおばあちゃんは誰?
片桐役のおばあちゃんに変装している女性が犯人であることは分かりました。
それを演じていたキャストについて解説します。
物語を見た方は分かっていると思いますが、
おばあちゃんの正体は「松たか子」さんでした。
最後には渾身の演技もあり、多くの方が引き込まれることになります!
ギリギリまでキャストを明かさなかったのも、犯人を連想させてしまうからだと思いました。
ここで少し、松たか子さんのプロフィールを紹介しておきます。
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【プロフィール】
・1977年東京都生まれ
・女優、歌手
・初舞台は歌舞伎座で翌年にはNHK大河デビュー。様々な作品に出演し、HEROやアナ雪のエルサ役として、最近は脚光を浴びています。
・紅白の司会も担当したこともあります。
まとめ
「マスカレードホテル」の片桐役のおばあちゃんは誰かを解説しました。
ネタバレに直接的に繋がってしまう内容だったので、制作側もキャストなどの情報は最後まで伏せていたようです。
物語では、最初は最も怪しい人物として登場して、敢えて全ての疑いが晴れたような終わり方をさせた後に、実は、犯人であったと言う流れには、まんまと引っ掛かりました。
最後の最後まで怪しい人物しか出てこなかったので、こんな結末になるとは予想していませんでした。
未だ、本作品をご覧になっていない方は、松たか子さんの演技含むて、ぜひ、一度チェックして欲しいと思いました♪

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