映画『名探偵コナン瞳の中の暗殺者』が名作と言われる理由について解説します。
私自身、コナンファンで、全コナン作品を見てきたので言えますが、やはり、瞳の中の暗殺者が名作と言うのは間違いない真実です(笑)
最近のコナンは過激な演出で、ドキドキハラハラ感を演出しがちですが、本作品は違った感じで、危うさをうまく表現しています。
これから、そんな「名探偵コナン瞳の中の暗殺者」が名作と言われる理由を、ネットの口コミや評価をまじえて、解説していきたいと思います♪
ちなみに、ネットの口コミで悪い評価が少ないのも、すごいですよね!
本当に好きな作品なので、熱量の多い感じで語ると思います。そこはご了承ください!
※ネタバレ的なコメントも多くなるので、ご注意ください。
瞳の中の暗殺者が名作と言われる理由
映画『名探偵コナン瞳の中の暗殺者』が名作と言われる理由を解説します。
【名作と言われる理由】
①毛利蘭と工藤新一の物語になっていた。
②セリフがカッコ良い。
③アクションではなく推理を重視した脚本。
④ストーリーがそもそも面白い。
①毛利蘭と工藤新一の物語になっていた
本作品は、工藤新一と毛利蘭の記憶が重ねって、奇跡が起こる内容になっていました。
他にもコナンの人気作品としては、怪盗キッドが登場する映画もありますが、王道はあくまでも新一と蘭です。その二人がテーマになっていることはポイントになっていると思います。
そして、今回は、黒の集団に、コナンにされる前の記憶が伏線となっていました。そのため、コナンとしてではなく、新一と蘭の大切な思い出が重視されたことになっています。
やはり、コナンと蘭、薬で少し戻った新一と蘭というような関係性ではなく、純粋な二人の記憶が逆境を乗り越える土台になっていたことは、ファンの心に刺さったのだと思います。
今後も、こんな作品があると嬉しいですね!
②セリフがカッコ良い
次に、普通にセリフがカッコ良かったです。
蘭への告白や、小田切警視庁部長とのやり取りなど、コナンが輝いて見えました。
蘭への告白は、最後、小五郎のおっさんのパクリ呼ばわりされてしまう抜け間も良かったです。
個人的には、小田切警視庁部長に「need not to know」を答えた時は痺れました。
最初、白鳥警部にあしらわれた感じで使われた言葉を、その上の警視庁部長に使えるコナンのセンスには感服です(笑)
このような、言葉選びのセンスもすごい感じた作品でした!
③アクションではなく推理を重視した脚本
そして、アクションシーンで盛り上げるのではなく、推理を重視した脚本が良かったです。
最近の映画を批判している訳ではないですが、スケールが大きくなりすぎていて、アクション映画のようになっている傾向がありました。
爆発の規模、カーチェイス、犠牲者など、明らかに激しくなって、映画館で見ると、ガチャガチャする作品が多くなっていたように思えていました。
そのため、過去戻りではないですが、推理を重視して、最後の最後まで犯人が分からないような仕掛けや、適度に入れるアクションシーンのバランスが絶妙で、心地よく感じました。
元々、コナンは、推理系なので、それを映画でどのように面白くするかが醍醐味だと思います。
それが、初期作として、かなりよく表現されていて、やはり、ファンからは根強く名作と言われていると思っています。
④ストーリーがそもそも面白い
最後は、結構、個人的な感想になってしまいますが、ストーリーが展開が本当に好きでした。
記憶喪失の蘭をコナンが守って、最後、過去の記憶のフラッシュバックで取り戻す感じや、警察内のイザコザと見せかけて違う犯人を用意することなど、初見で犯人までたどり着くのが難しく構築されていました。
これだけでも、本当に良作だと思います。
それに加え、毛利小五郎と妃英理の馴れ初めや、少年探偵団の活躍など、小ネタも多く含んでいて、飽きる要素がなかったです。
クライマックスも、蘭と新一の思い出の場所まで持っていくのも、あからさま感はなく見ることができました。
本当に、名作だったな〜と思える作品です。
まとめ
映画『名探偵コナン瞳の中の暗殺者』が名作と言われる理由について解説しました。
ストーリーも面白くて、伏線も多く散りばめられていて、アクションシーンではなく、推理でハラハラドキドキを描いた良作だと思います。
人気投票でも上位になるほど、ファンからの評価が良いのが、何よりもの証拠だと思います。
個人的には、ベスト5を作れと言われれば、必ずランクインさせる作品です。
また、この作品が2000年に上映されたのも素敵かなと感じています。
時代の変わったタイミングに、犯罪事件としては身勝手だと思いましたが、こんな素敵な映画が上映されたのはやばいでしょ〜と思いました。
もうこれは見ていない方は見るしかない作品だと思っていますので、ぜひ、未だ、ご覧になっていない方は、一度、チェックすることをオススメします♪
