映画『ゲド戦記』は、2006年7月に公開されたジブリ映画です!
アーシュラ・K・ル=グウィンの小説『ゲド戦記』が原作となります♪
【物語概要】
元王子のアレンが、幼い頃のトラウマを抱えながら、大賢者のハイタカと旅をし、同年代のテルーなどと出会い、成長していく内容になっています!
メッセージ性が難解で、少し分かりにくい物語ですが、面白い作品になっています。
これから、映画『ゲド戦記』のあらすじと原作との違いや主題歌と予告を解説します!
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映画『ゲド戦記』の作品概要
【公開】
2006年7月29日(日本公開)
2020年6月26日(日本公開)
【製作】
鈴木敏夫
【監督】
宮崎吾朗
【脚本】
宮崎吾朗
丹羽圭子
【キャスト】
岡田准一
菅原文太
手嶌葵
田中裕子
香川照之
小林薫
夏川結衣
倍賞美津子
内藤剛志
【予告】
予告を見る限り、「命を大切にしない奴なんて大っ嫌いだ!」が印象的ですね♪
「見えぬものこそ」のテロップが、どんな意味なのか気になりますね〜
また、テルーの歌が綺麗で優しい歌なので、引き込まれる感じがします!
【主題歌・劇中歌】
手嶋葵「時の歌」
手嶋葵「テルーの唄」
映画『ゲド戦記』のあらすじとネタバレ
この作品は、アレンの成長物語になっていました!ゲド戦記とあるので、ゲドという人物が主人公だと思いきや、アレンの物語となります。
物語は、「言葉は沈黙に、光は闇に、生は死の中にこそ、あるものなれ、飛翔せるタカの、虚空にこそ、輝ける如くに」という「エアの創造」の格言から始まります。そして、とある船が航行中に荒波にもまれるシーンとなり、風の司という儀式人が、風も波も全ての名前を思い出せないという状況になります。更に、そこへ天から2匹の龍がきて、殺し合い、1匹が殺され、風の司は、人間の世界に竜がいることを驚くのでした。
その後、エンラッド王国では会議が開かれます。会議では、領土の動物が多く死に、感染症も流行して、住民が混乱していることが話されました。そして、風の司を送っても、干ばつは解決できなかったことが知らされることになります。また、龍が現れたことが説明され、大地と海は「人間」、風と火は「龍」のテリトリーとして、世界を二分したのに、それが共存することになり、黄昏が深まることを予言が述べます。
その後、会議が終わると、エンラッド王子であるアレンが行方不明となっており、国王はなぜか、息子のアレンに刺され殺されることになります。なお、その時、アレンは国王の剣を奪います。
そして、時が経過して、ハイタカが荒廃したエンラッド王国に着きます。そこで、狼に襲われているアレンを助けます。なお、その際、アレンは「お前達が僕の死か」と言って、生きることを諦めていました。また、アレンの剣は魔法で鍛えられていて、抜けない状況でした。
それから、ハイタカとアレンで旅をすることになります!
ここからがネタバレとなります。未だご覧になっていない方は、ストーリーのラストが分かってしまうので、ご注意ください!
ネタバレ注意
ハイタカとアレンは、目的のない旅として、街を転々とします。そして、とある街に着くと、そこでは、奴隷売買などがされていました。そこで、アレンの服装が目立つので、ハイタカは、アレンにマントを買ってあげます。その後、アレンが一人でいる時に、「ハジラ」という物を、商人に渡されます。ですが、それは危険なもので、人間の頭がおかしくなる薬物だったため、ハイタカに止められるのでした。その際、「疫病は世界の均衡、均衡を崩そうとするのは人間」とハイタカがアレンに説きます。
それから、アレンは、ウサギに追われるテルーを目撃します。そして、襲われそうになっているテルーを助けるのでした。しかし、テルーは感謝もせずに、どこかに行ってしまいます。その後、昼寝をしていると、アレンはウサギに不意をつかれて捕まることになり、奴隷とされ連れ去られてしまうのでした。また、その際、剣は捨てられることになります。
その後、アレンの乗る奴隷の馬車を、光の魔法で、ハイタカが助けに来ました。それから、奴隷を解放して、ハイタカとアレンは、テナーの家にいきます。なお、そこで、ハイタカの本当の名前が「ゲド」であると分かることになります。また、ハイタカは、世界が不安定なので、日の光が弱まるように、魔法が弱くなるとも言っていました。なお、テナーの家には、先ほど助けたテルーがいました。そして、ハイタカはテルーを見て、何か察する様子でした。
一方、うさぎは、クモに、奴隷が逃げたと報告します。顔に傷がある魔法使いだと報告され、クモはハイタカの仕業だと確信します。
そして、アレンは目を覚ますと、テルーとの再会となります。テルーはぶっきらぼうでした。それから、ハイタカから、「全てのものには、真の名前がある。その名前を知るのが魔法の力である」と言われます。
それから、アレンはテルーに声をかけますが、テルーは、「命を大切にしないやつなんて大っ嫌いだ」と拒絶します。その後、アレンは、夢の中で、沼に飲み込まれる父親を見ることになります。一方、ハイタカはとある用事で外に出かけることになりました。なお、テルーの火傷は親のせいだと知ることになります。
そんな中、うさぎがテナーの家に来ます。ハイタカを探しているようで、要件を伝え、一先ず帰るのでした。一方、ハイタカは、アレンの剣を買うのでした。それから、ハイタカはクモの屋敷にちょっかいを出すのでした。
その頃、テルーは草原で歌っていました。そこにアレンが行って、アレンは、テルーに実の父を殺したことを伝えます。そして、アレンは、自分が疫病神なので、そのままいなくなりました。
その後、テナーがハイタカを誘き寄せるために捕まることになります。そんな中、アレンはクモに拾われて、ハイタカが旅をするのは、永遠の命のためだと言われ、洗脳されることになるのでした。
それから、ハイタカがクモの屋敷にかけつけます。そして、洗脳されたアレンと戦うことになります。その際、アレンは、クモに真の名を明かしてしまったようでした。アレンを傷つけられないので、ハイタカは捕まることになるのでした。
一方、テルーは、剣を持ってクモの屋敷に行き、アレンに剣を渡すのでした。そして、アレンは「生きることを怖がっている」と言われ、「一つの命を生きるのが怖い」とテルーに言います。そして、テルーに励まされ、アレンの真の名前であるレバンネンをテルーは知っており、テルーの真の名前がテハヌーだと分かることになります。
その後、クモとアレンは戦い、呼び出しの術をされるが、剣が抜けるようになり優勢となります。ですが、テルーを人質に取られてしまうのでした。その後、絶体絶命になるのですが、その時、テルーの目が赤くなり、ドラゴンとなり、魔法を使い、クモを倒すのでした。それから、テルーはドラゴンとして、アレンは乗せ、飛びたち、草原に戻ります。そして、ハイタカとテナーも家に帰ってきて、4人は元の生活を取り戻します。その後、アレンとハイタカは旅に出ることになるのでした。そして、ドラゴン4体が空を飛んで、この物語は終わります!
映画『ゲド戦記』の原作との違い
映画『ゲド戦記』の原作との違いをご紹介します!映画と小説では、設定が異なる部分が多いのですが、メインとなるものを列挙します♪
【原作との違い】
①映画では主人公がアレンだが、小説では主人公はゲド。
②映画ではアレンは国王を殺したが、小説では殺していない。
③映画ではアレンとハイタカは偶然出会ったが、小説では使者としての出会い。
④映画では影とアレンが戦ったが、小説ではゲドが戦う。
まとめ
映画『ゲド戦記』のあらすじを解説しました!
映画だけを見ても、様々な設定が説明されないので、理解が難しったと思います。
本作は、原作の設定を知ってから見ると、より面白いと感じることができる作品となっていました。
ぜひ、未だご覧になっていない方は、小説も映画もチェックしてくださいね♪
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