映画「Fukushima50」の評価感想を解説します。
本作は、東日本大震災の原子力発電所をテーマとしたノンフィクション作品となります。
当時の東電社員や現場の協力企業の方、自衛隊や消防や、首相官邸など、混乱した様子が豪華俳優陣により、鮮明に、緊迫感を持って描かれています。
これから、そんな映画「Fukushima50」が美談なのか、批判や海外の反応が凄い理由を考察していきます。
映画「Fukushima50」の評価感想は美談なのか?
映画「Fukushima50」の評価感想は美談なのかを考察します。
【お知らせ】
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3月12日(金)21:00~23:24 日本テレビ系列にて放送です。
東日本大震災から丸10年となる今年の3月11日。その翌日の放送となります。ぜひご覧ください。https://t.co/uBiSu9NHEA pic.twitter.com/4shTMichOX— 映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ) (@Fukushima50JP) February 11, 2021
先ず、本作の感想と評価としては、鑑賞後、とてもモヤモヤした気分になる映画でした。
内容については、当時の福島原発の混乱の様子が分かり、そこの現場で闘った方々の努力が伝わってきて、感涙する場面は多くあります。
しかし、本部が現場に対して偉そうな様子や、何故か、震災現場に内閣総理大臣が来たこと、また、叱咤激励の言葉が謎だったことや、吉田所長が常に何故かキレていることが、ストーリーにのめり込んで見ていると、後味が悪い感じになりました。
ノンフィクションということもあり、こんなカオスな出来事だったと思うと、見終わった後にモヤモヤする何とも言えない気持ちになります。
また、評価については、美談であるとするコメントがいくつか見られますが、個人的には、美談とは思いませんでした。ノンフィクションとして、ありのままの出来事が描かれていたと思いますし、美談として風化させることなく、本映画をきっかけに、震災の記憶は語り継いでいかないといけないのかとも感じました。
総合的な内容の評価としては、本作は、大変メッセージ性の強い良作だったと思います。
久しぶりに、何だかよく分からない、言葉では表現できない気持ちになった映画です。
映画「Fukushima50」の口コミに批判はあるのか?
映画「Fukushima50」の口コミに批判はあるのかを解説します!
本作は、政治的なプロパガンダである批判がいくつか口コミで見られます。
ノンフィクションという建前で、首相官邸のドタバタ劇を描いているため、そのように捉えられるのは仕方ないのかなと思います。特に、見終わった後に、当時の首相は誰だったか、大臣は誰だったかなど、無意識に検索してしまう自分がいました。また、東電の当時の議論の様子など、資料を調べたい気持ちになりました。
そのため、多少なりとも、本作が、政治的な内容に関心を持たせる内容になっていることは事実だと思われます。
しかし、あくまで、映画であり、また、非常事態だったこともあるため、一概に、全てを政治的な意味合いで、批判をするようなものでもないと考えます。当時、東日本大震災で、どのようなことが起こったのか、風化させないためにも、映画というチャンネルで描かれたことには意味があると思いました。また、これを見て、現在の政治を批判するような人はあまりいないのかなとも思いました。
それぞれ、受け止められ方はありますが、個人的には、プロパガンダと言われるほど、政治色の強さは感じませんでした。
海外の反応が凄い理由は?
海外の反応が凄い理由を考察します!
@USForcesJapan @374AirliftWing @USFJ_J
We really appreciate your cooperation!!#Fukushima50 pic.twitter.com/DGYB4N7FRr— 映画『Fukushima 50』(フクシマフィフティ) (@Fukushima50JP) January 29, 2020
海外の反応が凄い理由については、映画の内容と役者の起用に反響があったと考えられます。
先ず、映画の内容については、そもそも、Fukushima50は、海外のメディアが絶賛したことにより、名付けられた名前です。決死隊を含めて、現場の最前線で闘った方々に賞賛を送るために、命名された言葉なので、内容については、当然、高い関心や反響が大きいことになるでしょう。案の定、台湾、マレーシアなど、続々と本作が、海外でも上映されていることになります。
そして、映画の役者の起用ですが、世界的にも有名な渡辺謙さんをメインにしたことは、海外ウケが良い理由になっているとも考えられます。演技が間違いないことだけではなく、海外での人気や認知度を考えれば、本作が日本だけではなく、海外でも知れ渡って欲しいというメッセージがどこか伝わることになります。
まとめ
映画「Fukushima50」の評価感想を解説しました。
ノンフィクション作品として、震災のことを扱った映画なので、とてもセンシティブな内容だと思います。
過激な批判や政治的な意見もいくつか生じてしまう作品となる一面もないとは言い切れません。
しかし、本作を知ることで、当時の混乱や震災を風化させないことはできると考えます。
ぜひ、一度は、日本人として、鑑賞すべき映画であると思いました。
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